ケア例

先週 今週と 8歳の中型犬 のケアをしてきました。

膝前十時靭帯損傷(断裂はしていない様子)
膝からクリック音がなる
温存療法を希望
元々股関節 臼蓋が浅い

あまり人に触られるのが好きではないと 飼い主さんおっしゃっていましたが
きちんと色々準備していただいたので、最初のコンタクトでオヤツをあげて
飼い主さんに保定をお願いすると素直に触らせてくれました。

ドッグスポーツを引退して悠々自適の生活を満喫していた L君
水遊びやお散歩は たっぷりしていたのですが、おねだり上手がたたって
ママ以外の家族からオヤツをもらい ふくよかな体 そして腱の肥厚の塊でした。

まず 少しでも足にかかる負担を減らすため 減量をすすめ ケアは 負担がかかって
ガチガチな後肢から後躯。時間に余裕がある限り、体幹と前駆 とにかく全部という
感じです。

ママの言うことを聞いて良い子の L君 横になってのケアもできたので 1回目で
触れなかった関節も触れるようになり、2回目はとっても気持ち良さそうにウトウト

ママには 家でできるセルフケアを教えたので このまま 痛めた所以外の関節を
正しく動かし 正しい筋肉がつき始めれば 少しは楽になるかもしれません。

寝る前に付けているサポーターをはずすと足がむくんでいるそうなので、それも
少しでもケアするように勧めました。

靭帯の温存療法は 手術と違ってすぐに良い結果が見られるわけではありませんが
今まで通り 獣医さんの治療と診断を受けつつ 少しでもケアで負担を軽くし 改善
出来るようにフォローしていきたいと思います。

がんばれ L君 あまりおねだりしないようにね (^_-)