年内業務終了しました

2015年のケアは終了いたしました。
皆さん、ありがとうございました。

ケアを初めて行なって すぐに思ったような良い結果がすぐに出ない場合もあると思います。
ケア後の変化にタイムラグがある事が 本院と共有している多くの事例でわかっています。

今年は診させて頂いたワン達がみんな良い子で ケア中 気持ち良さそうな顔をしてくれる子が多かったのが嬉しかったです。

反省すべき点は 飼い主さんが普段から良く見ていれば ケアをする前とした後では 身体の形も筋肉の柔らかさも 変化しているのがわかると思いますが、そういう目で普段見ていないと気付かない事も多いので、どのように より良い変化が出たかという説明を 私がしっかり行って理解していただかないといけないと思ったことがありました。

年内最後のワンは2匹とも 10歳を超える高齢犬
見た目は 堅くしまったように見える筋肉も その立派な筋肉と思っていたのは ガッチリと堅く覆った腱の肥厚の場合が・・・

本当は コチラもアチラもケアしたいのは山々なれど 初めてで一気にやり過ぎるのも良くないので悪いところ 気になるところ 飼い主さんの希望を聞いて そこを重点的にケアを始めます。
一気にガンガン緩めたところ 今までと余りに違う関節の感覚に 腰砕けで歩けなくなった犬の事例があるのです。

さて今日の子達は ケアで筋肉が柔らかくなり、その形が見えるようになりました。
背中のラインもキレイになり、その後ランで動けちゃって・・・
逆に 無理しないでね~と心配なほど。

そうそう 半年前にケアをした JRTの姉妹 久しぶりに先月ケアをしたところ 前回より早く緩みました。前回 翌日の練習が良い感じだったと聞いていたので、競技会の前日にケアを行ったところ
遠征先でとても良い結果が出たと連絡を頂きました。
ケア後は 崩し停座も直るそうです。

人もそうですが、ある程度の年齢を境に 急に疲れが取れにくくなったり、無茶ができなくなったり
しますよね。
この子は特に 冬場 もう少し短いタームでケアをしてあげた方が状態が 年を取って寝る時間も増えているので ガチガチに戻るのが早いと思われます。
次回見るまでに できる範囲でセルフケアをしてもらう事にしました。

来年1月に ちょうど 高齢犬対象のケアの研究会があるので また情報交換をして 勉強してきます。

ランで アジの練習をする方も増えてきたので、 競技会などの直前や直後に有効なケアについての議題を提示してこようと思っていますので、お楽しみに~。

我が家の13才9ヶ月の爺さんも 年末のクラブコンペで元気に3走してました。
ケアが効いてるのが何より。

お手伝いできることがあれば メールをくださいませ。
行ける範囲であれば ご自宅にてケアする事も可能です。

2016年度は 3日より営業可能ですが、9、10、23、29、30日はお休みです。

ワンコたちが 2016年も元気に動けますように。
来年度も Terra を宜しくお願い致します。

予防のケア

先日ケアをした2ワン
今まで大きな怪我や病気はありません。
ケアをお願いされる時感じるのは 飼い主さんのしてあげたいと思う意識
普段の生活なども聞いて より良く維持かつ向上させてあげようと私も
張り切ります。

今 一番よく見かけるトイプードル パテラの子がとても多いです。
でも飼い主さんは 跛行(びっこ)するまで気付かない方が殆どです。
病院でも ひどくなければ そのまま様子を見ましょうが多いのでは。
もちろんスポーツをさせている方は 体と相談しながらケアしています。
でも家庭犬なら必要ない?
いいえ、年を取ると もっとひどい状態で出てくるでしょう。

症状が出て ナックリングがひどくなってしまった重度の大型犬
少しでも良い状態にするには1度きりのケアでは なかなかうまくいかないことも。
少し詰めてケアをしてあげれたらと思います。
腱の肥厚を取り 可動域を広げてあげて 筋力を戻す等 リハビリ・・・
たくさんしてあげないといけない事があります。

スキップするワンコ可愛い って TVで見て ドン引きした時があります。
普通じゃないのは確かですよね。
もちろん問題がないのかもしれませんが、何か要因があるのは間違い
ないでしょう。

我が家の13才は3才の同居犬に負けじと燃えるタイプ
つい張り切って練習に付き合うので、ケアは必須です。

お散歩でも 最後に風が通る木陰でクールダウンしつつ 時間があれば
ケアをするようにしています。
寝る時間はもちろん増えてるお爺ちゃん
でも シャキーンとした姿勢を維持できています。
ケアをしないと背中が丸く いかにもお年寄り の歩きになります。
最近 時間が無くても ケア場所の方へ行こう とするお爺ちゃんでした。

予防のことを考えてケア始めたい方 連絡してくださいね。
ランに入会している方は 9月まで料金がお安くなっています (^_-)-☆

張り切ると後でヘロヘロになるくせに 気だけは若いお爺ちゃん
ちょっと いい加減に服着せたまま (^^ゞ

7/31のブルームーン みんなに良いことがありますように




研究会「動画解析」

2015年 現在の結果によると
FCI の IPO競技で世界大会選出2、3位 補欠の4位の犬
FCI アジリティ世界大会選出 3頭の犬が腱のケアを続けていただいています。
EOだともっと増えます ヽ(^o^)丿
すごいですね

さて 今回は 皆で持ち寄った動画を元に勉強が始まりました

子犬も老犬も 停座や歩様の様子を見るだけで 問題がわかる時があります。

人も馬も もちろん犬も効き足などがあります。
バランスが完璧の人も犬もいません。

小さい歩様の側は 大抵 腱の肥厚が関節周りについて可動域が狭くなっている事が
多いです。
家庭犬にとっては 生活に問題は見られないレベルですが、その生活が続くことによって
年を取った時に大きな問題となって出ることがあります。

ショードッグの歩様もバランスよく可動域が大きいと見栄えが違います。

今回 例に出たスポーツドッグは 偶然アジリティ犬ばかりでしたが、子犬の子は残念
ながら股関節に問題がありそうな動きでした。
残念ながら飼い主さんはご存じないようです。
この後のケアで何とか大きな故障を起こさず、楽しくアジリティをするにはどういうケア
が必要か・・・

現役バリバリ(国内トップクラスの○○先生方)の競技会動画による解析も・・・
(先生の許可?お願い?付)

普段の生活からトレーニングまで どのような体の使い方をしていて どこに負担があるか?
どうすれば、よりトップスピードが出る体の使い方ができるか?

とても面白く、とても勉強になりました。



あ、ここが・・・なんて言いながら少し技術者仲間が触っていると・・・

不思議 どんどん良くなってしまうんです


我が家のモデル犬2匹にも役に立つ内容満載でした

13歳の Kentaro が外側のケアだけでも、できるだけ楽に体を使って日頃過ごし、
アジリティを楽しめるか?
先日 Ken のスラ練動画を見た昔のアジ仲間が 速くなってると言ってくれました。
そんな訳はないのですが(笑) そう思える動きだったのだと嬉しくなりました。

3歳の Maco が故障なく、よりスピードアップをはかれるか?

今回の研究会の内容を 他のワン達のケアにも生かせるようにしたいと思います。

勉強はまだまだ続きます

ジャックラッセル

先日は アジリティをしているジャックラッセルテリアの姉妹のケアをしてきました。

日本に多い 典型的な短い足の子達です。
テリアらしく 良い言い方では 体がしっかり
悪い言い方では 体が堅い

アジリティも体の柔らかさはさておき 筋力で走る感じです。
そのせっかくの筋肉も周りの腱が肥厚していては うまく動きません。
可動域を広げてあげないといけません。
体も柔らかく動くに越したことは無い

10歳になる お姉ちゃんワンの方は 全体に肥厚が覆っていました。
太ったかな なんて思う 中年以降のワンちゃんは こういう子が多いです。
これを緩めてあげるだけで 丸太のような体にクビレが見えてスッキリ
ママもびっくりされていました。

3歳の若い元気な妹ちゃんのケアでは 大好きな肩首周りと苦手な骨盤周りを
交互にごまかしながらケア 良い子にできました。

翌日のアジリティの練習では調子が良かったようです

頑張ってね!

アジ練の後

アン・ジュールさんで 少しアジ練や遊んだ後に 時間があれば ケアをします。
モデル犬 Maco


  
肩から体幹へ

  
体幹から腰 後肢へ
寝てしまいましたzzz  気持ち良さそうなので起きるまで放置
2015年も Dog Body Care Terra を宜しくお願い致します。

昨年ケアをしたワンコたちは ほとんどが 体に問題のある子でしたが
健康な愛犬をケアする必要はないと思われますか?
実は 若くて健康でも腱の肥厚は見られます。
特に冬は気温が低いため、気づかないまま関節周りについて動きが悪くなっている場合も。

我が家の愛犬は、老犬と若い犬 どちらもドッグスポーツをしていますが、そのせいだけでなく
日頃のメンテナンスとして、ボール投げなどの前には ストレッチや軽いウォーミングアップ
普段からケアで関節周りがより動くようにしています。

月に1回でも 数ヶ月に1回でもケアをしてあげてはいかがでしょう?
飼い主さんが気づかない 肥厚部分は 自宅でのセルフケアも指導できますよ

よろしければ、メール お電話くださいね

Terra